黒島 椿のアンニュイな日記

よく空気嫁といわれます。が、そんな特殊能力は無いです

ブラックライオンブラウザのファイル保存場所

2017/04/12(水) 03:48:15 趣味 EDIT
GooglePlayでは
”無料動画ダウンロード”
という名前で出ていますが・・・・
実際インストールすると、
ブラックライオンブラウザ
なる動画ダウンロードソフトがインストールされます。
fasthqhrw.jpg
ブラックライオンブラウザでダウンロードした
ファイルの保存場所が判りづらいということで
メモ。。。
DLしたファイルは
ルート>storage>emulated>0>Android>data>com.browser.lionpro>files>user>video>
もしくは
ルート>sdcard>Android>data>com.browser.lionpro>files>user>video>
のあたりにあります。
まぁとにかく”com.browser.lionpro”というフォルダを探せばそこに
ファイルが格納されている可能性が高いです。
mtsfail.jpg
しかし肝心の動画ファイルは.TS形式で
細かく分割保存されており、見るのが面倒なので
素直にブラックライオンブラウザの
”マイダウンロード”から見たほうが簡単です。

liojn解説

ファイルはランダムな英数字な名前のフォルダに
これまたランダムな名前.tsで
短い動画として分割保存されているので
ファイル管理ソフトとかで
ファイルを検索しても見つからないわけです。

なんでこんな面倒な仕様に!?
と疑問に思うアプリです。
名前からして怪しいソフトですが。。。。
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佐世保市案内 昭和7年(軍艦、軍施設)

2017/04/04(火) 00:48:26 趣味 EDIT
戦前の佐世保市案内なる雑誌が手に入ったので
メモ代わりに投稿します。

佐世保市案内 昭和7年(軍艦、軍施設)の写真です。

sa001h.jpg
表紙

sa002h.jpg
航空母艦 加賀(wiki)

sa003.jpg
佐世保 海軍 凱旋記念館(wiki)
佐世保水交社(wiki)

sa004h.jpg
佐世保海軍病院
佐世保海軍共済組合病院

sa005.jpg
佐世保海軍 港務部
佐世保海軍工廠 総務部

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佐世保要塞司令部

sa007.jpg
戦艦 陸奥

sa008h.jpg
佐世保憲兵分隊
佐世保重砲兵大隊

sa009h.jpg
伊号第一号潜水艦
駆逐艦 如月

sa010h.jpg
巡洋艦 足柄


おまけ
昭和8年の広告
クラブ煉歯磨
クラブ練歯磨e
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レッド秋山動画を勝手に応援する。

2017/03/15(水) 00:05:58 趣味 EDIT
最近私の中で密かな楽しみが
ニコニコ動画でときどき上がってくる
「レッド秋山」なるシリーズです。

正義とは何かを問いたくなるような
虐殺っぷりで有名な”レッドマン”と
ガールズ&パンツァーにでてくる秋山優花里殿を
組み合わせたコマ撮り動画なのですが、
このレッド秋山フィギュアが常に笑顔なのが
シュールで衝撃的なものがあります。
ガルパンにちなんで敵が戦車的な何かの、
いろんなアニメや特撮のロボがでてきて
往年のオタクの方々も楽しめます。

2016年の5月から着々とシリーズ続き、
制作者(たロう様)の技量も
だんだん上がっているのが見て取れます。

効果音も巨大ヒーローっぽい音、
ウルトラマンシリーズをじっくり見て学んだであろう
カメラワーク、全くもってすごいので
もっと評価されてもいいと考えてます

なのでここに連続14作品を並べ、
密かに応援したいと思います。


第01話 レッド秋山。
軽快なガルパンのBGMとレッドマン譲りの容赦ない攻撃が素晴らしいです。
敵のロボットは、よくわからないのですが、バンダイが昔出していた
マシンロボシリーズのサラディンMk2の茶色の方かと。
redakiyam03.jpg

第02話 メーサー殺獣光線車登場
メーサー光線車---wiki


第03話 ガンタンクR-44登場
ガンタンク---wiki


第04話 メガトロナス登場



第05話:スタッガータンク登場



第06話:ザンブル登場



第07話:烈闘士ブルチェック登場
redakiyam04.jpg



第08話:マスキードリル、
   マスキータンク登場




第09話:ブロウル・ワーパス登場



第10話:カノントータス、
    モルガロクロウスペシャル登場




第11話:恐竜戦車登場



第12話:轟雷10式Ver.登場



第13話:ビッグモス登場




第14話:スカルドン登場


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この世界の片隅にミリタリー解説

2017/03/11(土) 22:11:43 趣味 EDIT
ネタバレ注意!
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傑作映画、「この世界の片隅に」
私もドハマりして5回も見て、原作も読んでしまいました。

そろそろ映画館で見たという人も増えてきたころなので
ネタばれも含めて解説していこうと思います。
まだ見てない人は是非先に劇場に行ってから
この解説を見てください。

まず冒頭に流れる曲
神の御子は今宵しも
という讃美歌のアレンジ。

相当古い曲で、正確な作曲家は判っていません。
劇中では昭和8年のクリスマス直前の広島(中島本町)が描かれているので
クリスマスの時期に歌われる定番讃美歌のこの曲が使われたのかな
と考察してます。

ちなみに この年の12月23日に今上天皇明仁陛下が生まれてますので
すずさんのお使いの数日後には街は祝賀ムードになっただろうと思われます。
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名曲「悲しくてやりきれない」誕生の裏にある話。

ザ・フォーク・クルセダーズ2枚目のシングル曲として予定されていた「イムジン河」が
南北朝鮮問題発など政治的に問題を抱えていたため販売自粛となった。
それに代わる曲として会長室に3時間缶詰にされたときに作ったもの 。
実質的には15分ほどでできたそうな。
そういえば「イムジン河」と曲調がにているような・・・。



すずさんのお兄ちゃんが行った戦場はどこか。
すずさんが兄の要一にだすハガキの住所に
北豪ナントカ・・・とかいてあったので
おそらく要一は”ニューギニア戦線”に出征したと考えられます。
この戦線の悲惨さは、同じ方面で戦った
漫画家、水木しげるの「総員、玉砕せよ」を見ると判ると思います。
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周作さんが、すずさんと畑から軍港を眺めて言う
「あれはなんじゃ?飛鷹(ひよう)か隼鷹(じゅんよう)かのう?」
どちらも軽空母という比較的小さな空母。
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飛鷹と隼鷹は同型艦なので判別つかなかったと思われます。
飛鷹は日本郵船が北米航路用に新造した橿原丸級貨客船出雲丸を建造途中で航空母艦に改装したもの。
隼鷹は日本郵船の橿原丸級貨客船橿原丸(かしはらまる)を空母へ改装したものです。

ちなみに原作では「雪風かのう?」になっています。
伝説級の強運艦、駆逐艦雪風。

周作「ドイツから来たUボートもおるで」
戦時中にドイツから日本に譲渡された潜水艦U-511のこと。
日本の船籍に入り、呂号五百潜水艦となった。艦これプレイヤーにはお馴染みの船。
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すずさんと周作さんのデートの日
なぜ呉の街は水兵さんで溢れていたのか?
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周作さんがすずさんをデートに誘ったのは昭和19年9月。
史上最大の海戦、
”レイテ沖海戦”の直前です。
おそらく呉には出撃準備のためにたくさんの、
それも比較的大型の艦艇が集結し、
半舷上陸のときなどは街に海軍軍人さんが溢れていたと思われます。


「レイテ沖海戦」は細かくいうと4つの海戦から成り立っており、
シブヤン海海戦、スリガオ海峡海戦、
エンガノ岬沖海戦、サマール沖海戦がありました。
参加艦艇で、一冊本が描けるほどの大作戦です。

当時の日本軍側からの作戦名が「捷一号作戦」
連合軍側からの作戦名はキングII作戦。
大々的に特攻が使われた海戦としても有名です。

すずさんが周作さんを訪ねていくところ、
海軍士官のおじさんと若者の会話、
「今日は歩いてゆこう、
 それでGKFはどうだった?」
「はい、のんびりしたものです」

GKFとは何か?
帝国海軍で使用された艦隊、艦船部隊の特定符号と思われます。
「F」は艦隊、
"GKF"は南西方面艦隊のことと考察。



周作さんの仕事、海軍の「録事」
海軍の中で裁判を行う海軍軍法会議所の事務官。
軍人(武官)ではなく文官ですが、法廷に出廷する仕事なので、
軍法の厳格さを示すために出勤にあたっては制服着用となっています。
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ちなみに すずさんはこれを「六時に帰ってくるからロクジ」
と勘違いしていたらしく
後から笑いのネタにされています。
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しかし昭和20年5月には命令により周作さんは文官から
海軍の下士官(軍人)に任官するので、
紺色の第一種軍装を着ることになります。
14892598040.jpeg
(ちなみに陸軍の服みたいな
 カーキ色の服は第三種軍装という。)



周作さんのお父さんである、円太郎さんの仕事は工廠の技官。
広工廠という航空機工場の多いところで働いているので、
航空機関係の技官と思われます。(エンジン関連?)
円太郎さんは私服である国民服を着て仕事に通っています。
工廠技官にも一応文官としての制服(周作さんのと同じ)があるのですが、
購入費用だとかそもそも物資が潤沢でない時期であることとかを踏まえて、
別にどっちを着ても良いことになっていました。



すずさんが周作さんからもらったノートの裏表紙が
1/4ほど破り取られていた理由。

これは原作では重要な話の一つで
アニメ版でカットされていた部分です。
是非原作の漫画で確認してください!



水原 哲さんが乗っていた
重巡洋艦 青葉
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1925年(大正15年)10月24日に進水した日本の重巡洋艦です。
重巡洋艦(じゅうじゅんようかん、英:Heavy Cruiser)とは、
軍艦の一艦種である巡洋艦のなかで大型のものです。

1930年のロンドン海軍軍縮条約(周作の母が言っていた
平和のための軍縮とはこのことか)で定義された艦種で、
厳密には6.1インチを超え8インチ以下の艦砲を搭載する
10,000トン以下の巡洋艦です。

青葉は全長185m、基準排水量9000tあります。
実は中曽根元首相も戦前に乗っていた重巡洋艦です。
同型艦に衣笠があります。
艦これ ではこんな艦娘になっています。
konosekarebyug02 (1)
当時は重巡洋艦のことを重巡、一等巡洋艦、甲巡ということもあり
なかなか把握の難しいところ。
晴美ちゃんは「青葉と言えば甲巡(こうじゅん)やね?」
と言ってました。

広島県、呉の大和ミュージアムに
青葉の主砲(20.3cm砲)の尾部が展示されています
konosekarebyu (1)


昭和19年12月、入湯上陸で北條家へやってきた
水原哲さんが言っていた
「(青葉が)マニラで負傷して・・沈没も活躍もせずに・・・」
マニラの戦場とは、
先に記述したレイテ沖海戦のときと思われます。
reitenmap1.pngreitenmap2.jpg
史上最大の海戦で日本は大和型戦艦武蔵の沈没をはじめ、
戦艦3、航空母艦4、重巡洋艦6、軽巡洋艦4、駆逐艦9沈没など
大損害を受けます。
その中で”青葉”は第十六戦隊旗艦として後方での兵員輸送に従事。
10月21日にリンガ泊地を出港。
10月23日ルソン島西方でアメリカの潜水艦ブリーム (USS Bream, SS-243) の雷撃で大破、
右舷前部機械室への魚雷命中により右に13度傾斜します。
この状態で鬼怒に曳航され、マニラ湾に入港。
その翌日にもアメリカ軍の空母艦載機による攻撃を受けます。
同地での応急修理により5ノットの航行が可能となり、
レイテ沖海戦で損傷していた最上型重巡洋艦4番艦熊野と共に本土回航を命じられます。
11月6日、青葉、熊野 及びマタ31船団はサンタクルーズを出港。
同日午前中に熊野がアメリカ潜水艦の雷撃で大破され、青葉は熊野に対して『われ曳航能力なし』と伝達し、
熊野を残置して内地へ向かいます。
11月25日、熊野はサンタクルーズ湾でアメリカ軍機動部隊艦載機の攻撃を受けて撃沈。
12月12日、青葉はかろうじて呉軍港に帰ってきます。




哲さんが北條家の風呂場で歌っていた歌
「ラバウル小唄」

「恋し 懐かし あの島見れば~」の部分が劇中で歌われています。
こちらもサントラ未収録。
小野大輔が歌う軍歌は貴重ではないでしょうか?
もっとも軍歌というよりはド演歌に近い曲調ですが・・・。



すずさんと晴美ちゃんが畑で水撒きしながら歌っていた歌。
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「空の神兵」

これもサントラ未収録。
個人的には是非フルで聞きたい名曲です。
劇中では歌詞冒頭の
「藍より青き~大空に、大空に、たちまち開く百千の~
真白きバラの~花模様~」
の部分が歌われています。



すずさんが晴美ちゃんと円太郎のお見舞いに行く途中、
学校で学校報国隊が歌っていた歌
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「勝利の日まで」

これもサントラ未収録。
劇中では「今日も来る来る お国のために われらは皆~」
のところが歌われています.。




円太郎のぼやき
「わしらの二千馬力が鳴らしておるわい・・」
「九一式500馬力から始めて・・・・」とは?


”二千馬力”級戦闘機とはおそらく
局地戦闘機 紫電改(しでんかい)です。

昔は"紫電改のタカ"、
最近では"紫電改のマキ"というマンガ
あとは平野耕太のドリフターズで
菅野直の乗機として有名です。

sidenhensen.jpg
水上戦闘機から発展してきた珍しい戦闘機で
同じエンジンを搭載した戦闘機に
陸軍の四式戦闘機 ”疾風(はやて)”があります。
劇中にでてきた紫電改は胴体に
黄色いストライプが2本描かれていました。
あの343空の機体ではないかと思ってます。
「第三四三海軍航空隊」(Wiki)




九一式500馬力は
広工廠が初めて開発した:広廠91式 液冷W型エンジンのこと。
九二式艦上攻撃機などに搭載されたエンジンです。
konosekann003.jpg


ちなみに晴美ちゃんのいう
「敵は何馬力?」
に関していえば、敵の戦闘機も
続々二千馬力級が配備されています。
日本と違うのは
圧倒的に安定した性能がだせたのと、
生産力が圧倒的で数の上で優位だったこと。



すずさんが空の飛行機雲を見上げて言った
「初めて見た!」の意味。
14892599310.jpeg
これも原作では描かれているのですが、
当時珍しく成層圏(高度1万メートル以上)を飛ぶB-29爆撃機
の飛行機雲のことだと思います。
konosekarebyu (5)
高度1万メートルは寒さも相当なものなので
排気煙が雲になりやすかったと思います。
酸素も薄いのでエンジンの出力も下がってしまいます。
当時の飛行機の多くはこんな高高度をゆうゆうと飛べませんでした。
そこでB-29は圧縮した空気をエンジンに送り込む装置を搭載していました。
”排気タービン”です。
konosekarebyu (16)
B-29の日本本土初来襲昭和19年)6月、
すずさんをはじめ当時の日本人の見た
初めての飛行機雲だったのかもしれません。
長距離(サイパンー東京間)を飛び、9トンもの爆弾を積み、
気圧の保たれたキャビン、充実した防御銃火、
当時B-29は圧倒的な高性能爆撃機でした。
そしてそれを2000機以上も生産したアメリカの工業力も恐ろしいところ。

作中のB-29は単機でとんでますから
おそらく偵察機型(F-13)でしょう。
戦艦大和と思われる艦の撮影に成功しています。
横にでるテロップは4月7日、
大和最期の戦いとなる
”坊ノ岬沖海戦ぼうのみさきおきかいせん)”の開始日です。




色とりどりの対空砲火。
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軍艦の対空砲は、どの艦が撃った砲弾か?を識別しやすくするために
砲煙に色が付けられていました。
これも今までの映像作品では描かれることの少なかった表現です。
近年では、アニメ版艦隊これくしょんで
砲撃の水柱が色分けが再現されています。
konosekarebyug03.png

爆弾と焼夷弾の違い。

爆弾はバーーンと爆発するもの。榴弾ともいいます。

焼夷弾はじわ~っと燃え広がるもの。
あとは物体を貫通することを目的とした徹甲弾というのもあります。
それぞれの特性を組み合わせた弾もあり。

とても固い物体(装甲板など)には徹甲弾、
ある程度固い物体には爆弾が有効ですが
木、紙、生物などの可燃物には焼夷弾も有効です。
ベトナム戦争でアメリカ軍が
ジャングルや村を焼くのに使ったナパーム弾も
焼夷弾の一種です。


「焼夷弾」
主な成分はガソリンや黄燐、テルミットなどです。
木と紙でできた日本家屋にも有効な弾として
またアメリカで火薬に比べ潤沢だったガソリンの使い道
(逆に日本は火薬よりもガソリンが不足していた)として
日本本土空襲でたくさん使われました。

まっすぐ落下するように尾部にリボンが付いていて
落ちるとゼリー状のナパームをまきちらし火災を起こします。

北條家に一発だけ落ちた焼夷弾は
「AN-M69」という焼夷弾
これが38発ひとまとめにされて
”E46集束焼夷弾”としてB-29から投下されました。
konosekarebyug02 (1)
konosekarebyug02 (4)
E46には「モロトフのパン籠」という異名がついます。
この異名はもともとソ連フィンランド戦争時のモロトフの発言に基づき、
構造がパン籠を連想させる収束焼夷弾コンテナに
フィンランド国民が名付けたものだそうで、
日本では特にこの爆弾の異名として用いられることが多いです。

E46は空中ででバラバラっとばらけて
無数のM69となり雨のように落ちてきました。
真上から落ちてくるときはそれこそ
「ザーザー」という雨のような音がしたとか・・・
14892597820.jpeg
幸い北条家は天井板を外していたため床まで落ち、
しかもゼリーをまき散らさなかった
(不発だった?)ので、
すずさんが消化することに成功しました。


円太郎が入院していた病院で流れていた曲
ジャズの名曲、ムーンライトセレナーデ。



円太郎の言っていた
「すずさん、大和が沈んだそうな」
は先に述べた坊ノ岬沖海戦のことかと思われます。



晴美ちゃんが言っていた
「あれは利根よ。航空巡洋艦よ。後部砲塔がないじゃろ」
はまさにその通り、航空巡洋艦「利根」のことです。
konosekarebyug02 (3)



さて、空襲後の時限爆弾で失われた
すずさんの右手、原作 下巻の表紙ではどうなっているでしょうか?
表紙ではちょうど折り目の先になっていて
表からは確認できません!
みなさん、原作を買って確認しましょう!
konosekarebyug02 (2)



すずさんを襲った「呉軍港空襲」
レイテ沖海戦で傷つき、なんとか帰還した日本海軍艦艇に
さらに追い打ちをかけた空襲。
ほとんどの船が損害を受ける大損害をだしました。
一連の戦いで日本の乗組員約780人が戦死、約2000人が戦傷。
廠施設が破壊され、戦略爆撃の一環として瀬戸内海の要所に
B-29から機雷を投下(劇中でパラシュート付きのが描かれている)されたことから、
呉軍港は母港としての機能を完全に失いました。

周作さん曰く「今度の戦闘は海の方じゃけぇのう」
軍港のある呉は軍事目標になりやすく、
広島に比べて空襲も多かったようです。
すずの妹、すみが「広島に来んね?」
といったのも頷けます。
しかし8月6日、広島に原爆が落とされました。
空襲の被害が少なかった広島に落とすことで
(アメリカにとっては)純粋な原子爆弾だけの
被害データがとりやすかったと思われます。


呉軍港空襲で飛んできた飛行機
14892595540.jpeg


F4Uコルセア
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逆ガル翼という くの字型に曲がった翼を持つ
艦上戦闘機(空母で運用できる戦闘機)。
劇中に登場するのはF4U-1D型で
空母バンカーヒルのVFM-(アメリカ海兵隊航空団)451所属機。
ロケット弾(5インチHVAR)を撃っていました。
あと迎撃に来た紫電改との空中戦も行ってます。


SB2Cヘルダイバー
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アメリカの戦争後期の代表的な艦上爆撃機(空母で運用できる爆撃機)。
劇中のこれも空母バンカーヒルからとんできたもの。
VB(アメリカ海軍爆撃飛行隊)-84所属機。
劇中では機影が小さくでているだけなので判別が難しいです。




F6Fヘルキャット
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二次大戦後半のアメリカの代表的艦上戦闘機。
機銃掃射ですずさんを狙っています。




ブローニングM2重機関銃
konosekarebyug02 (5)
F6Fヘルキャット、F4Uコルセアなどなど
当時のアメリカ戦闘機のほとんどに搭載されていた
有名な機関銃。
作中ではすずさんの所持品を粉々にしていました。
現在最新鋭の10式戦車にも車載機銃として使われていて
基本設計が80年前にも関わらず大ベストセラー機関銃です。
M2のストッピングパワーや信頼性は伝説的で、
口径が50口径(0.50インチ=12.7mm)であることから別名
"キャリバー50"(Caliber .50)や"フィフティーキャル"(.50cal)とも呼ばれています。
konosekarebyu (7)
この弾丸はバレット対物ライフルにも使われている非常に威力の高いものです。
到底人間がかばって食い止められるものではありません。
第二次世界大戦中アメリカで200万挺以上が生産されました。



三式弾
劇中で日本軍の対空砲火の中に三式弾を発見。
14892597660.jpeg
焼夷弾子をばらまいて敵機を落とそうとする砲弾ですが、
花火みたいな見てくれの派手さの割には
効果は低かった模様。




青葉の損害状況。
物語の終盤、荷車を押す すずさんが
青葉の横で佇む哲さんを見かけますが
声は掛けません。
青葉は先に説明した”呉軍港空襲”で
命中弾1至近弾1、
7月28日に命中弾4を受けて艦尾はほぼ切断状態となり、
右舷に傾斜して着底しました
konosekarebyu (10)
青葉はそのままの状態で終戦を迎え8月15日附で予備艦となり、
11月20日附で除籍されます。
昭和21年 11月より播磨造船の手により解体されました。




物語終盤、次々と点く町の灯を眺める水兵さん
が乗っていた駆逐艦

(といっても乗員と艦上構造物しか映ってないのでわかりづらいと思いますが)
戦時量産型駆逐艦の「椎(しい)」です。
konosekarebyug02 (2)
このまとめが感動的だったのでおすすめです。
映画「この世界の片隅に」の片隅の、とある駆逐艦の記憶。




最期に、
劇場版この世界の片隅には
エンディングスタッフロールに楽器演奏者名まで でています。
音楽に対する真摯な姿勢が読み取れます。



以上、長文失礼しました。


追記:私より細かく正確に解説してる方を見つけました
↓       ↓     ↓
「この世界の片隅に」用語メモ ---mark23 Logbook 3rd Edition

追記:ツイッターでみる#細かすぎて伝わらないこの世界の片隅にの好きなシーン





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シン・ゴジラ れびゅう

2017/02/02(木) 19:06:00 趣味 EDIT
シンゴジラが公開されて半年以上が過ぎ、
そろそろ上映終了した劇場も増えてきたので
ネタばれありのレビューをしていこうと思います。

この映画、テンポよく話が進むのでけっこう見落としていたところがあって
私は2回目見て気づいたことも多かったので
メモ代わりに書き留めておきたいと思います。

まず初めに、
突然の海水の噴出原因が皆わからない中で
なぜ主人公の矢口だけが
「巨大生物がいる」
と判ったのか?ということ

実は数秒、会議の前に矢口が
スマートフォンでニコ動らしきものを見ていて、
市民の投稿したものと思われる
巨大生物(ゴジラ)のしっぽが
海上にでてる動画を見ているんですよね。
私は最初そこを見落としていて、
なんで矢口だけが的確に指摘できたのか?
と思っていました。


次に映画の中にでてきた”紙爆弾”という単語。
だいたい相手を陥れるために意図的にだされるスキャンダラスな記事のことかなぁ
と思っていたのですが
調べてみると・・・
だいたいそういう意味でした。
 

映画の感想としては
小さいころから見てきた特撮怪獣モノとして見れる安心感
がありました。
安心感がありつつ、迫力や緩急もある程度あって素晴らしかった。
ハリウッド版ゴジラはカメラが
大きく動いたり、煽りだったり、フレームアウトしていたりで、
迫力や臨場感はあるのですが
全体像がつかみにくく、ちょっと疲れる映像が多かったのですが、
今回のシン・ゴジラは
ゴジラの全身がすっぽりフレームに収まってるシーンが多くて、
「あーこれだよ、昔の怪獣映画ってこうだった!」
と安心して見れました!なんというか、目が疲れない!

以上かなーりざっくりとしたレビューでした。

こちらもどうぞ

シン・ゴジラをコメント付きで楽しむ方法

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