黒島 椿のアンニュイな日記

よく空気嫁といわれます。が、そんな特殊能力は無いです

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どうにも×が悪い

2015/02/20(金) 01:12:37 未分類 EDIT
先日テレビを見ていたら知り合いの漁師親子が
テレビにでていました
そこでふとバツの悪い思い出を思い出しました。

先日この漁師親子が台風明けに
ふらりと島に船で立ち寄ってきたことがありまして
親子2代に渡って付き合いのある
我が実家にて夕食会となったわけですが
ずっと続いた天候不順、台風で輸送船が欠航し
食料不足が続いている状況でした。

本土に住んでいる方には想像しがたいですが
小さい離島では食料のたくわえが少なく
船が欠航するだけで
『食糧不足』なんてことはザラにあります。
お金があっても食料が買えない!
旧ソ連末期みたいな話ですがホントの話です。

そんな中で漁師の親の方が出されたビールを
「ビールが冷えてない」
と言ったのです。
呼ばれておいて失礼なことを言うと思う方もいるでしょうが
元々素朴で正直、誠実で裏表の無い方なので
それは仕方がないのです。
それはよかったのですが・・・・

しかしそのときの私は得もいわれぬ怒りが湧いてきまして
それというのも
ずっと食料がなくて。ビールもなくて、
いつ船が来るのかと心配してるところで
ついさっきやっと輸送船が来てビールが手に入ったというのに
それがキンキンに冷えているはずはないだろう!
と思ったからです。
ちょっとスーパーやコンビニ行けば冷えたビールが手に入る環境じゃない。
船で4時間以上揺られなきゃコンビニにもいけない
そういう不便な島で食事を用意することがいかに大変なことか!
今目の前に並んでいる食事は
何週間も前に計算して考え抜いて買った
とても貴重な食料なのだ。同じ値段でも全く違う。
お金で買えない苦労というものがあります。
それをフラリと突然やってきて前もって準備もできるはずはなく、
しかもずっと海が荒れていて船がでていなかったことは
漁師ならば知っているであろう!
そういう考えがグツグツと湧いてきたもので
ついつい
「すみません、ついさっきやっとビールが手に入ったもので・・」
と睨み付けるようにして口にだしてしまいました。
私は普段ほとんど感情をださないので
漁師親は驚かれたことと思います。
嘘が付けない方に対してひどい事を言ったと思います。

さらにバツのわるい後日談。
その後また漁師親子が来たとき、
その漁師親の子、私と同い年の青年が
「前は親父がひどいこといってゴメン」
と誤ってきたことです。
これには参りました。
というのも私の親父も気が短く、いろいろ問題を起こすので
親父の代わりに誤ることがよくあるので
この好青年の気持ちがよくわかったからです。
どんなに情けない親でも
他人に批判されると癪にさわるものです。

どうにも自分の不甲斐なさ、器の小ささを見せ付けられたようで、
そして同じ境遇の青年を不憫に思うところもあって・・
どうにも×が悪い思い出であります。
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