黒島 椿のアンニュイな日記

よく空気嫁といわれます。が、そんな特殊能力は無いです

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にせものがたりおわった

2012/03/20(火) 00:07:47 未分類 EDIT
lastcuytba.jpg

毎週楽しみに見させてもらいました
原作のキャラクター同士の掛け合いが
上手に再現されていたと思います
(カットされたところも多かったですが)

西尾維新氏の作品は
キャラクターの理屈っぽい話口調が
異常に長いのですが
不思議とそれが退屈ではなくむしろ
テンポ良く心地よく流れているように思えます。

シャフトはアニメ化をするにあたって
映像カットを頻繁に入れ替えたり、
デフォルメ、印象表現を行うことで
とても刺激的な映像に仕上がっていて
見ていて心地よかったです。
最後の戦闘が終わって、
影縫いさんや戦場ヶ原さんが毒の抜けた
「普通の女性」になっていたのも良い演出でした。
毒をもった人間ってやっぱキツイですからね・・。
nisemonogatarilast.jpg
何気に斧乃木 余接(キメ顔のお嬢ちゃん)が
ドアのからちょっこっと顔を出してるのも可愛かったです!

さてこの会話のテンポのよさ、
何気ない会話なのに、退屈ではなく心地よい感じ、
どこかで読んだなぁ・・と思ったら
100年以上前の夏目漱石の名著
「我輩は猫である」
に似てるのです。
ちょっと例を出しますと・・・。
--------------以下夏目漱石「我輩は猫である」抜粋-------------------
「そんな講釈は聞かんでもいい。値段はいくらだ」
「十五円」
「十五円の羽織を着るなんて身分不相当だ」
「いいじゃありませんか、あなたに買っていただきゃあしまいし」
「その次は何だ」
「黒足袋が一足」
「御前のか」
「あなたんでさあね。代価が二十七銭」
「それから?」
「山の芋が一箱」
「山の芋まで持って行ったのか。煮て食うつもりか、とろろ汁にするつもりか」
「どうするつもりか知りません。泥棒のところへ行って聞いていらっしゃい」
「いくらするか」
「山の芋のねだんまでは知りません」
「そんなら十二円五十銭くらいにしておこう」
「馬鹿馬鹿しいじゃありませんか、いくら唐津から
 掘って来たって山の芋が十二円五十銭してたまるもんですか」
「しかし御前は知らんと云うじゃないか」
「知りませんわ、知りませんが十二円五十銭なんて法外ですもの」
「知らんけれども十二円五十銭は法外だとは何だ。まるで論理に合わん。
 それだから貴様はオタンチン・パレオロガスだと云うんだ」
「何ですって」
「オタンチン・パレオロガスだよ」
「何ですそのオタンチン・パレオロガスって云うのは」
「何でもいい。それからあとは――俺の着物は一向《いっこう》出て来んじゃないか」
「あとは何でも良うござんす。オタンチン・パレオロガスの意味を聞かして頂戴」
「意味も何もあるもんか」
---------------------以上夏目漱石「我輩は猫である」---------------------

西尾維新小説を読んだことがある方なら解ると思うのですが
結構長い間隔が会話の掛け合いで進行していて、
双方の会話に対する反応がとてもスピーディーなのです。
これが心地よさになっているのかなぁと思います。
waganeko01.jpg
我輩は猫であるのタイトルを
最近のアニメみたいに4文字、
例えば けいおん!みなみけ!とらどら!みたいに
「わがねこ!」にして
萌え絵を表紙にすれば売れるんじゃないかなぁ・・・
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Comment (2)Trackback (0)

わがねこ!いいですね(*^^*)

2012.09.29 17:37 ミリリットル #- URL[EDIT]

実に私も西尾維新(化物語読んでいて)漱石を連想したことがあります。

わがねこいいですね!

2012.11.10 14:38 やはり #DYcQpN4w URL[EDIT]

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