黒島 椿のアンニュイな日記

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中世の戦争形態-日本とヨーロッパ

2012/02/28(火) 05:53:45 未分類 EDIT
以前から興味を持っていたのですが
日本の中世はどんな戦争をやっていたのでしょう。

よく聞くのが「一騎打ち」なのですが
「平家物語」を見ても「太平記」を見ても
一騎打ちというものは
1,2例しかでてこないのです。
そもそも氏族の命運をかけた戦いならまだしも
領地そのものの侵攻作戦で
「一騎打ち」なんて悠長なことしていられたのか
疑問です。

あと軍備に関して言えば
日本はまた独自で
ボーガン(弩)、盾、投石器の類が
ほとんど使われず、その後もずっと使われていません。
重装騎兵もいませんし
弓に関しても、西洋でいうロングボウ(長弓)しかありません。
馬上では短弓の方が使いやすかったと思うのですが
馬上でも長弓を使っています。

ロングボウはユーラシア大陸においては
その射程距離を生かして
矢を斜め上に一斉に放ち
いわゆる制圧射撃に使われていました。
(この時、矢は地面に刺しておく)
その対応策として手持ちの大きな盾も
使われていたと思うのですが
日本には手持ちの盾もありません。
刀にしろ両手もちなので盾がもてないのです。

その独特な日本の軍装で
ユーラシアの軍隊と戦ったのが
元寇です。
1312149882001.jpg
(↑日本の大鎧の雅さは異常です。実用性は解りませんが
桜や日本の風景が似合う鎧だと思います。)
wiki------元寇
この戦闘、確かに大嵐で元軍が壊滅したのですが
地上戦に置いても日本は善戦してます。
というか勝率が かなり高いのです。
少なくとも一騎打ちではありえない戦果です。
どう考えてもある程度 
集団戦を行っていたとしか思えません。

おそらく、左手に盾、右手に曲刀をもつ元軍に対して
両手で長刀や刀を持つ日本軍は
攻撃力に置いて有利だったのかもしれません。
大平原での戦闘なら、盾を持って
がっちりスクラムを組んだ集団が有利ではあります。

しかし日本では大平原など少なく
実際、元との戦闘も博多市街地や浜辺で行われました
そうなると攻撃力に特化した
日本の軍装の方が有利かもしれません。
片手で構えた盾では、両手持ちで全力で
突いてくる長刀は防げなかったかもしれません。

日本の軍装は
日本の凹凸の多い地形での戦闘に
即した発達をしたので独自だったのかもしれません。
しかも一騎打ちではなく、ある程度乱戦にも耐えうる
実用的な装備として発達しました。


さてこの元軍の良いところは
世界最大の版図を持っていて
ヨーロッパにおいては
ドイツ騎士団、ポーランド連合軍と
戦っているところです。
wiki---ワールシュタットの戦い

同じ時期の西洋の戦いが
同じ敵でもって見れるという貴重なシチュエーションです。
日本が「いざ鎌倉」とか言っている時期は
ヨーロッパでドイツ騎士団が暴れていた時期なのです。

ドイツ騎士団の装備の花形は
なんといっても騎士による”重装騎兵”です。
重装騎兵の定義はここでは
馬にまで防護を施した騎兵
ということししておきます。

ヨーロッパでは兵科という考えが進んでいて
あとは軽装騎兵、重装歩兵、軽装騎兵、弓兵
とありました。
それらの兵科を四角に密集させて前進させて
敵とがっつり組み合うという戦い方をしていました。

元軍と戦ったワールシュタットの戦いにおいても
同じように戦おうとしたのですが
まず花形のドイツ騎士団重装騎兵は
速度で元軍の軽装騎兵におとり、
しかも元軍は馬上で短弓を射掛けてくるので
いっこうに騎士団側の攻撃範囲に収まらない、
追撃してるはずなのに味方の損害ばかり増えるという
悲劇的な状況で結局負けてしまいます。

歩兵の密集形態は騎兵突撃に対しては弱く
これも蹴散らされてしまいます。

白地に黒十時のドイツ騎士団は
見た目もかっこよく
中世的ロマン(日本のRPGゲームに多い風景)
に溢れているのですが、
(その後ドイツは鍵十字を付けて戦い続けました)
アジアの軍隊に対しては意外と弱く、
中世ヨーロッパというのは
常にアジア(特に騎馬民族)の脅威に脅かされていた
という側面があります。
その中で10数人単位の小競り合いとか
100年戦争とかやっていたのですから
たいしたものですが・・。
モンゴル軍の強さは異常 ワールシュタットでポーランド軍を粉砕した時が絶頂期

戦う日本刀と軍刀評価
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