黒島 椿のアンニュイな日記

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映画 マイウェイ 【MY WAY】 レビュー

2012/02/04(土) 23:53:14 趣味 EDIT
マイウェイ~12000kmの真実~
見ました。
マイ ウェイ 公式サイト
実話を基にした・・・というのは嘘だと思いますが、
第二次大戦前半総集編的な
うむ、お腹いっぱいになれる戦争映画ですね。
フィクションとしてはナカナカ良いのではないかと。
ドラマですからね、あくまで。

なぜドラマかと言うと
そりゃねーだろという展開がいくつかあるからです。
それをいくつか紹介。
まず一つ目。
マラソン大会で暴動を起こした朝鮮人→連行される
→なんかの裁判所で「罰として日本軍に参加すべし」
→戦地へ。        
という展開。
戦前の日本にとっては「兵役」は義務であり誉れでありましたから
間違っても、「犯罪を起こしたもの」を率先して徴兵することはないかと。
ましてや裁判所がそれを決定するのは管轄違いです。
どんな国家!?と思いました。

二つ目
ボルトアクションライフルでポリカリポフI-16を撃墜するシーン。
以前NHKと中国が協同でつくったドラマ「大地の子」の前半で
セスナ機を三八式歩兵銃で撃墜するシーンがあり、
「ありえない」と思ってましたが、
MY WAYでは女性スナイパー
(フルメタル・ジャケットのオマージュと思われ・・・)
がなんとポリカリポフI-16を撃墜。
しかも1発で。6.5mm弾で・・・
頑丈さが売りのI-16を豪快に撃墜していました。
なんかエンジンから火を噴いていました。
真一文字に突っ込んでくるI-16に対して
「私は名手・・・」と言って引き金を引いて撃墜!
かっこえぇぇえええ!
対空砲いらねぇええ、機関銃もいらん。
ボルトアクション万歳。
i161.jpg
まぁ日本人が悪そうなやつばかりだったり
軍律無視ばかりだったりと突っ込みどころは
まだまだ たくさんあったのですが
これは韓国映画。
そう韓国映画なのです。
日本人が悪いのは当たり前なのです。
むしろ、いつもの韓国で安心ですよ!
事実歪曲や偏向に目くじらを立てる方が野暮というもの。
そう心得てみますと
純粋に戦争アクションドラマとしてはまぁまぁ良かったですよ、
どこか地球に似た星の
チョウセンジンとニホンジンの話だと思えば!
とても面白い映画です。

ゲンブン先生のパクリ?
いえいえMY WAY別物ですよ。
だってMY WAYは多分マジで作ってますもの。
多分製作スタッフの誰もギャグだと思っていません。
私はパロディだと思いましたが!
MY WAYは もうマジでMY WAYなんですよ。
冒頭に「事実を元にした」と言っちゃってますもの。
だから別物。
そうしないと"ハッピータイガー"
を楽しく読めないですしね。

いや、兵器考察に関しては結構良かったなと思いました。
少なくとも毎年8月によくある日本の反戦ドラマよりは
軍装考察がしっかりしていたなと。
くろがね四起やスズキトラックもちゃんと再現されてましたし、
三八式歩兵銃のダストカバーは外されていました。

CGもがんばっていまして
戦車も飛行機もいっぱいでますしね、
映画館で見るべき迫力がありますよ。
ドンパチが派手です。

それに戦場シーンが豊富。
ノモンハンでソ連のBT戦車の大群に揉みくちゃにされ、
戦車に梱包地雷で抱えて飛び込んで・・・・
自爆用のトラックが本当にあったか知れませんが
ドラム缶をくくりつけたトラックでソ連戦車の大群に突っ込んで
「大日本帝国ばんざーーい」といって
大爆発するシーンが満載で、
ご先祖様の勇敢さに戦慄しました。

棒の先に付けた吸着地雷や火炎瓶での戦闘は
実際のノモンハンでもあったようで
本当に日本軍はその「肉弾」でもって
ジェーコフ将軍(後にドイツを苦しめる人)
の戦車部隊に大打撃を与えていたんですね。
まじ勇敢すぎです。

さてソ連の捕虜になった主人公、
処刑される10秒前にソ連軍に参加することになり
前線に送られます。
そこからはまさに映画「スターリングラード」
トラックから降りたらすぐに戦場。
まさにソ連クオリティ。
FPSゲームでソ連でてくるとこんなシーンばかりだな
と妙に納得させる構成。
荘厳なコーラスのBGMと政治将校のスピーカー怒号。
お約束の「銃は二人に一丁!あとは弾丸もって走っとけ!」
いっせい突撃。
「ウーーラーー!」
(やっぱソ連軍の突撃が一倍良い。悲壮感がある)
待ち構えていたドイツ軍のMG42になぎ倒されまくり。
逃げるソ連兵。
もちろん脱走兵を撃ち殺しまくる政治将校。

すごい!まるっきりスターリングラードの冒頭です。
なんてお得な戦争映画だろう!

ドイツ軍の捕虜になった主人公。
なんとノルマンディーに配属されます。
どこまで不幸なんだ・・・。
そこでなんと 離れ離れになっていた仲間と再会。
地球って狭いなぁ!

なんと脱走を決意した日の朝に
ノルマンディー上陸作戦が起こります。
もう笑えるくらい不幸。
でも激戦で必ず生きて捕虜になるのですから
ある意味神がかり的運の良さとも言えます。
「こいつぁ伝説級の疫病神ですぜ」と思いました。

あくまで「事実を基にした」と言い張るMYWAY。
なんだろう・・・・
脚本がGOING MY WAYだよね。

そして展開されるプライベートライアン。
素晴らしい戦場のバラエティーパック!
そう、いろんな戦場のドンパチが見れる映画なのです。
(なんとプライベートライアンでは
 間違って逆向きに配置されていた
 対戦車障害物が
 正しい方向に修正されてる!素晴らしい)
オダギリジョーとチャンドンゴンが
日本の軍服、ソ連の軍服、ドイツの軍服着てMG42を撃つ!
恋愛あり、友情ありの欲張り映画でした。
井筒監督が「とんでもない奇跡!」とコメントしてますが
ほんとトンデモない軌跡ですよ。
日本と学会の作品候補ですよ。

さて、最期に褒めて〆ましょう。
主人公の友人、ジョンテ役の俳優さんが良かったです。
ジャッキー映画のサモ・ハン・キンポーみたいな存在感がありました。
表情も豊かで、時間の流れ、感情の変化を全身で表現してるな
と感じました。
「人の心の無常」をうまく演出できてます。
というか私はそこに一番感動しました。
こういう俳優さんは素晴らしいと思います。
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