黒島 椿のアンニュイな日記

よく空気嫁といわれます。が、そんな特殊能力は無いです

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たまには金融の話

2011/09/09(金) 00:52:45 未分類 EDIT
先日 突然スイスが
「俺らの通貨高すぎるから、お札流しまくって下げるよ。」
と言って介入したために
スイスフランが大暴落しました。

スイスといえば金融の親方的存在。
戦争や大災害のときはスイス銀行に預けるのが
映画やドラマでも有名です。
「支払いはスイス銀行で」

そんなスイスフランですから
この世界不況の中、当然人気が高く
投資家たちの為替取引の人気商品でした
日本円と並んで
(日本の場合は日本人の貯蓄性の高さが信用になってる気がしますが)
高騰していました。

それが大暴落。

2チャンネルの市況2板では
阿鼻叫喚。
多くの投資家たちが
”さようなら”と書き込んでます。

このスイスフラン暴落で
得をしたのは誰か?
それはもちろんスイスであります。
あと証券会社。
高いフランで いっきに債権や外貨を購入。
その後フランが大暴落したのですから
買い込んだ債権や外貨の価値は
相対的に上がって、保有資産が増えました。

今回の出来事を見て私が思うのは
「庶民が為替取引で儲けようと思う無かれ」
ということ。
その理由は「勝つ見込みがあまりにも少ない」からです。

・少ない資金でやりとりしても手数料でマイナス。
・FX(10倍のお金借りて取引システム)だと
       利益もでかいが一回の下落で大赤字。
・情報を掴める立場にあると「インサイダー取引」で検挙。
あまりにも分が悪いと思いませんか?

結局、手元に大金を用意できる人でないかぎり
利益がでにくいようになっている。
スタートからして条件が違いすぎるのです。
悲しい事に「為替投機」に関しては
金持ちには勝てないようになっています。
金持ちというのは「分散投資、相互保障」という
安全装置もってますからね。
金持ちほど運だけを頼りに
防弾チョッキなしで戦場に出たりしません。

日々コツコツ働いている人間賃金の
何十倍というお金を転がして
何百倍という利益を生み出せるならば
みんな そうしてるわけです。

「お金は命より重い」
その認識を持てば、持っている
資産以上のお金を転がすことの
「怖さ」が解ると思います。

私が今の日本人に教えたいのは
今の日本でコツコツ働いて貯金するというのは
実は「悪くない」ということ
それどころか
かなり魅力的だということです。

理由は円高とデフレです。
特に今の日本老人(65歳以上)は最強です。
彼らは世界一価値の高い通貨で
不労所得ながら毎月 日本円で蓄財し続けているのですから。


ちなみに60歳以上の保有資産は20代の140倍です。
こんなメチャクチャな格差は歴史上稀です。
若者が貧乏なのもありますが
それ以上に「日本のお年寄りは金持ち」なのです。
kakusasuge.png
何故彼らが金持ちなのか?
それをみていけば
コツコツ貯金することの大事さが解ります。

大東亜戦争で負けてどん底(大正初期GDP)
からのスタート。
高度経済成長の時、彼らは大いに働きました。
投資にわき目も振らずに・・・。
オイルショックもバブルのときも、
彼らはひたすら蓄財し続けました。
円安ドル高360円を利用して
海外に沢山日本製品を売りました
70年代末、子育てが終わって
彼らが貯金ができるようになったころ
貯金利率は3~5パーセントでした。
半年複利で銀行で10年預けますと
倍になって返ってきました。
それを投資にまわすことはせず、
また貯金したので また倍になりました。

戦争を経験した世代のためか
安全志向が非常に高く、
国民皆保険の国にもかかわらず
さらに一人で3~4の任意保険に入ってました。
そのころの生存保険金は必ず払った額以上戻ってきてました。
かくして面白いように蓄財ができる時代でした。

しかし1990年代初頭、バブル崩壊。
多くの土地の値段が下がり、投資家の多くが損しました。
しかし上記"彼ら"の多くは投資などせず
コツコツ貯蓄していたので
実は殆ど損してませんでした。

少子高齢化が進んでいましたが
年金受給額は維持されました。

小泉改革時代に
竹中平蔵らが多くの庶民に”投資”を呼びかけましたが
彼らは非常に安定志向が強いので
その話には乗りませんでした。
多くの国債が発行され(個人向け国債とか)
銀行がそれらを買い取りました。
銀行に資産を預けている彼らは
自動的に「日本国の債権者」になれました。
つまり、
日本政府は今のお年寄りに借金してるのです。
ですから、お年寄りは とても強いのです。

そして2008年のリーマンズショック。
多くの投資家が悲惨なほど損しましたが
”彼ら”の多くは投資などしてないので
あまり関係無いでした。
世界的低金利に突入しましたが損はしてません。

さらにアメリカの自爆で日本円の高騰が進んでいるため
日本円で貯蓄している彼らは相対的に、
それこそ 何もしてないのに
資産価値が上昇し続けています。

長くなりましたが
以上が彼ら(60歳以上)が”お金持ち”の理由です。

安定志向が強く、コツコツ貯蓄していたら
いつの間にか超金持ち集団になっていたでござる。
しかも投資リスク無いから超安定でござる。
というわけです。

逆に悲惨なのは今の若者。
ただでさえ経済力が無いのに、
保有資産140倍の世代を支えるために
無い金を吸い上げられる・・・・・
よく革命が起きないものですねぇ・・・。

ここまで円高やデフレが進むと経済が冷え込むので
日銀はスイス同様、市場介入を行いましたが
スイスフランと違って 円高は止まりません。

お馬鹿な政府は「財政健全化」とか言って
「政府支出を減らす」「増税」
などと言ってます。

全く逆です、
政府支出が減ると円の流通量が減って円高とデフレが進みます。
増税をすると消費性向が下がってデフレが進みます。
ですから逆をするべきなのです。
今こそ政府支出を増やすべきなのです。
不景気のときは公共工事を増やすのが経済学の常識です。

「そんなことをすれば国の借金が増える」
という人がいますが、
増えて大いに結構。
何故なら日本の借金を担っているのは
上に書いた”お年寄りの貯金”
ギリシアやアメリカと違って
”日本国債”は日本人が買っているのです。
もっと言えば日本の企業や"金持ち年寄り"が買っています。
すごく安全な国債なのです。

ここは一丁、お年寄りの蓄財で若者を救うべきです。
お金が足りないなら日本銀行がお金をい刷ってもいいです。
「そんなことをすれば円が暴落して、インフレが進む」?
大いに結構。
何故なら今 日本は円高とデフレに苦しんでいるのですから。

なんなら自称ダブルAのアメリカ国債を売って
円に替えてもいいと思います。
アメリカが怒るでしょうけど。

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